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各プログラムは携帯からのアクセスに対応しています。(ただし、パソコンからのアクセスに比べると、一部の機能が制限されます。)携帯に対応させる手順は以下のとおりです。
mobile_
からはじまるHTMLファイル。)を、プログラムの templates/
ディレクトリ内にすべてアップロードします。各プログラムは、管理ページでのログイン状態の保持にセッションCookieを使用します。そのため、Cookieが利用できない携帯からは管理ページでの操作ができないことがあります。
代わりに、携帯では「個体識別情報」を利用したログインを行うことができます。個体識別情報は、各携帯電話が持っている一意なIDです。
個体識別情報の設定は、各プログラムに付属している設定ファイル(config.php
)にある以下の部分で行います。
//管理者識別情報(携帯用)
define('ADMIN_SERIAL', '');
この部分に自分の携帯が持つ個体識別情報を設定しておくと、プログラムにアクセスしたときに「管理者によるアクセス」と判断され、管理ページへのログインが自動で行えます。
自分の個体識別情報は、以下のプログラムで調べることができます。serial.php
という名前のファイルを新規作成して以下の内容を記述し、FTPソフトで適当なディレクトリ内にアップロードしてから、携帯でアクセスしてください。
<html>
<head>
<title>Check ID</title>
</head>
<body>
<p><?php
if (isset($_GET['mode']) and $_GET['mode'] == 'view') {
if (isset($_SERVER['HTTP_X_DCMGUID'])) {
$id = $_SERVER['HTTP_X_DCMGUID'];
} elseif (isset($_SERVER['HTTP_X_UP_SUBNO'])) {
$id = $_SERVER['HTTP_X_UP_SUBNO'];
} elseif (isset($_SERVER['HTTP_X_JPHONE_UID'])) {
$id = $_SERVER['HTTP_X_JPHONE_UID'];
} else {
$id = null;
}
if ($id) {
echo 'ID is [' . $id . '].';
} else {
echo 'ID is not found.';
}
} else {
echo '<a href="?guid=ON&mode=view">Check ID.</a>';
}
?></p>
</body>
</html>
「Check ID.」というリンクが表示され、クリックすると個体識別情報が画面に表示されます。具体的には、以下のように表示されれば成功です。(ID is not found.
と表示される場合、個体識別情報は取得できていません。個体識別情報の取得を禁止していないか、携帯の設定を確認してください。なお、パソコンからアクセスしても個体識別情報は取得できません。)
ID is [ABC1234].
この場合、個体識別情報は ABC1234
なので、設定ファイルを以下のように編集します。
//管理者識別情報(携帯用)
define('ADMIN_SERIAL', 'ABC1234');
これで携帯からプログラムの管理ページにアクセスし、自動的にログインされることを確認してください。ログインできない場合、0
(ゼロ)と O
(オー)が間違っていないか?など、スペルを入念に確認してください。
なお、個体識別情報はコンマ区切りでいくつでも設定することが可能です。例えば
//管理者識別情報(携帯用)
define('ADMIN_SERIAL', 'ABC1234,DEF5678');
このように設定すると、ABC1234
という個体識別情報を持つ携帯と DEF5678
という個体識別情報を持つ携帯が管理者とみなされます。